6.5(SAT)DAY-1 - 好調の藤波が表彰台獲得
ライダー、応援、自然が一体となってつくりだす!そびえ立つ絶壁、土でぬかるんだ斜面を超人的なテクニックと精神力で駆け上がる2輪マシンの戦いトライアル。
今年からレギュレーションが一部変更となり、セクションの下見の禁止や持ち時間の短縮、また、前戦の順位の上位から出走することとなったため、前戦ポルトガルGPにて優勝を飾った日本のエース藤波貴久が1番手スタートとなった。
前日からの雨により難易度が上がる中、何とか1ラップ目を31点、3位で折り返す藤波は、その後アダム・ラガと激しい表彰台争いを展開。対してチャンピオン トニー・ボウは、圧巻のライディングで唯一減点を10点台にまとめ首位に立ち、2ラップ目はさらにその減点数を減らしてゆく。
6.6(SUN)DAY-2 - ラガとボウが激しいトップ争い
前日と変わって晴天に恵まれた2日目は、照りつける太陽により急激にセクションが乾いてゆく。
1番手でスタートしたボウがそのコンディションの変化に苦戦をする中、1ラップ目に素晴らしいライディングを見せたのはアダム・ラガだった。しかし、2ラップ目はボウが減点を抑え、優勝はこのふたりで争われることとなった。
一方、藤波は思うようなライディングができず、1ラップ目終了時点で5位。しかし、母国日本の大声援を受けて2 ラップ目に巻き返し、ジェロニ・ファハルドと激しく表彰台を争ってゆく。
特典映像 - レース直後の藤波貴久を直撃!
◆藤波貴久 日本グランプリ直後の対談
小林直樹、田村十七男がレースを終えたばかりの藤波貴久と対談。 日本グランプリの感想や自身のライディングの振り返り。第3戦を終えた時点の今シーズンについて語る。
◆After WCT スクール レポート
翌日にツインリンクもてぎで開催されたアフタートライアルスクール。
豪華な講師陣は、藤波貴久、小川友幸、本多元治、小川のマインダーを務めた田中裕大。世界選手権のセクションの一部を使い、基礎走行やそのテクニックをトップライダー達が伝授。参加者とトップライダー達の深い交流イベントとなった。
◆REPSOL YPF トニー・ボウ "バイクでお仕事"
チャンピオン トニー・ボウがレプソル本社オフィスビルにトライアルバイクで出勤! オフィス内を走り回り、仕事を片付ける!?