二輪映像といえば
ウィック・ビジュアル・ビューロウ

80年代から90年代にかけて活躍した世界のトップライダーに焦点をあてるバイク・ヒーロー、第3弾は、“ステディ”エディ・ローソン。GP出走127戦で表彰台獲得数78回、優勝31回、世界王者の座には4度就いた。滅多にミスをしない芸術的なライディングは、温厚なイメージとは対照的にアグレッシブな側面を併せ持つ。世界グランプリにフル参戦を開始した83年から92年に引退するまでのキャリアを綴る。先着購入特典にイラストステッカー。

バリー・シーンやケニー・ロバーツが活躍した時代にキャリアをスタートさせたエディ・ローソン。フレディ・スペンサーやワイン・ガードナーと激しいタイトル争いを魅せ、ケビン・シュワンツ、ウェイン・レイニーといった才能あふれる若き同胞を迎え撃った。
滅多にミスをしない芸術的なライディングは、温厚なイメージとは対照的にアグレッシブな側面を併せ持つ。個人主義傾向が強く、言葉数が少ないローソンが本音を語るのはいつもサーキットだった。83年にヤマハでWGPデビューし、84年に初の世界タイトルを獲得。さらに86年、88年と３度王座に就いた後、89年にホンダへ移籍し、4度目のタイトルを獲得。その後ヤマハ、カジバを渡り92年に引退するまでのキャリアを綴る。GP史上最も信念を貫いた一人であり、バイクヒーローと呼ぶに相応しいそのライディングアクションは今も色褪せない。

＜収録レース＞
◆1983年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 イギリスＧＰ・サンマリノＧＰ

◆1984年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 オーストリアＧＰ・南アフリカＧＰ・オランダＧＰ・イタリアＧＰ

◆1985年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 オーストリアＧＰ・オランダＧＰ・ベルギーＧＰ・フランスＧＰ・イギリスＧＰ・スウェーデンＧＰ・サンマリノＧＰ

◆1986年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 スペインＧＰ・ネイションズＧＰ・オランダＧＰ・ベルギーＧＰ・フランスＧＰ・イギリスＧＰ・スウェーデンＧＰ・サンマリノＧＰ

◆1987年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 日本ＧＰ・スペインＧＰ・西ドイツＧＰ・ネイションズＧＰ・オーストリアＧＰ・オランダＧＰ・フランスＧＰ・イギリスＧＰ・ブラジルＧＰ

◆1988年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 日本ＧＰ・Ｕ.Ｓ.ＧＰ・スペインＧＰ・オーストリアＧＰ・オランダＧＰ・ユーゴスラビアＧＰ・フランスＧＰ・チェコスロバキアＧＰ

◆1989年
W.G.P.500cc　ホンダ時代 日本ＧＰ・オーストラリアＧＰ・Ｕ.Ｓ.ＧＰ・スペインＧＰ・ネイションズＧＰ・西ドイツＧＰ・ベルギーＧＰ・フランスＧＰ・イギリスＧＰ・スウェーデンＧＰ・チェコスロバキアＧＰ・ブラジルＧＰ

◆1990年
W.G.P.500cc　ヤマハ時代 ヘレステスト・日本ＧＰ・Ｕ.Ｓ.ＧＰ・オランダＧＰ・スウェーデンＧＰ・チェコスロバキアＧＰ・オーストラリアＧＰ

◆1991年
W.G.P.500cc　カジバ時代 日本ＧＰ・フランスＧＰ

◆各年毎 収録インタビュー

コメンテーター／リチャード・ニコルズ