ドゥーハン躍進も、転倒欠場で脱落
92シーズン開幕。レイニー、シュワンツを押さえ序盤から勝利を重ねたのは、ミック・ドゥーハン。
独走態勢を築いたドゥーハンだったがシーズン中盤、 予想外のアクシデントに見舞われる。
死闘を制しレイニーV3、ドゥーハンは2年連続の2位に
台頭してきたドゥーハンは勢いに乗り、ビッグバンエンジンのNSRを駆って、前半戦7戦中5勝とチャンピオン街道まっしぐらと思われた。しかし第8戦オランダの予選で転倒し足を骨折4戦を欠場することとなってしまった。
レイニーも前年の最終戦の事前テストで骨折した足を引きずり、ガードナーも日本GPでの骨折で6戦ノーポイントとなり、シュワンツも満身創痍というシーズンであった。
そしてタイトルの行方は3勝ながらも8回の登壇のレイニーがV3を達成。シュワンツ、コシンスキー、ガードナーが1勝し、ルーキーのクリビーレも1勝。ローソンもカジバに初となる勝利をもたらした。
収録レース
R-1 JAPAN/Suzuka
R-2 AUSTRALIA/Easterm Creek
R-3 MALAYSIA/Shah Alam
R-4 SPAIN/Jerez
R-5 ITALY/Mugello
R-6 EUROPE/Barcelona
R-7 GERMANY/Hockenheim
R-8 THE NETHERLANDS/Assen
R-9 HUNGARY/Hungaroring
R-10 FRANCE/Magry-Cours
R-11 GREAT BRITAIN/Donington Park
R-12 BRAZIL/Interlogos
R-13 SOUTH AFRICA/Kyalami
1. ウェイン・レイニー YAMAHA/140
2. ミック・ドゥーハン HONDA/136
3. ジョン・コシンスキー YAMAHA/102
4. ケビン・シュワンツ SUZUKI/99
5. ダグ・チャンドラー SUZUKI/94
6. ワイン・ガードナー HONDA/78
7. ファン・ガリガ YAMAHA/61
8. アレックス・クリビーレ HONDA/59
9. エディー・ローソン CAGIVA/56
10. ランディー・マモラ YAMAHA/45