500cc以外のTT-F1、250ccクラスにも
国際色豊かなエントリーが!
毎回、世界グランプリから豪華メンバーを招聘し、開催されるTBCビッグロードレース。今回からは全日本選手権としての開催となった。TT-F1にはマイケル・ドゥーハンがヤマハのエースとしてエントリー。ヨシムラのダグ・ポーレンと対決する。250ccでは20歳で日本グランプリにデビュー、さらに全日本にも登場するケニー・ロバーツの秘蔵っ子ジョン・コシンスキーがエントリー。本間利彦との対決に注目が集まる。500ccのエディ・ローソン、クリスチャン・サロン、平忠彦そして八代俊二といったGPライダーが集まった。決勝日、それまで快晴が続いていた菅生に雨が降り微妙なコンディションの中行われた500ccのレース。スタート直前にまたもや雨が降り、それぞれカットスリックやスリックを装着するなか、ローソンはスリックのままでレースに挑むことになった。
ホールショットを決めたローソンだったが2周目に大きく遅れ始める。コースアウトで一時12番手まで順位を落とした八代俊二が上位グループに進出しトップに浮上。しかし数周後には平忠彦がトップに立つと、サロンが背後につけ勝機をうかがう。