ケビン・シュワンツSUGO初登場!
そしてパーフェクト・ウィンを達成!
毎回、世界グランプリから豪華メンバーを招聘し、開催されるTBCビッグロードレース。1990年のWGPでチャンピオンのウェイン・レイニーとタイトル争いを行ったケビン・シュワンツが、チームメイトでもある世界ランク
4位のニール・マッケンジーとともに菅生サーキットに遂に登場!クリスチャン・サロンはこの年引退表明をしており、このレースが引退レースとなった。全日本選手権としては、練習走行で左手を負傷してしまった伊藤真一とV3の藤原儀彦によるタイトル争い。平忠彦も練習走行の転倒で欠場となった。4万6千人の観客を集めて開催された決勝レース。このウィークに足を負傷したマッケンジーが9番手からホールショットを奪うが、シュワンツがすぐにトップを奪うと、グランプリレベルのライディングでパーフェクト・ウィンを決めた。
250ccクラスには、この年WGP250cc世界チャンピオンのジョン・コシンスキーが参戦。全日本では岡田忠之が原田哲也を大きく引き離しており、このレースでタイトル獲得の可能性があった。
ヤマハは翌91年モデルの市販レーサー、TZ250をコシンスキー、原田哲也、難波恭司の3台体制で挑む。TT-F1は岩橋健一郎と宮崎祥司の2名がタイトル争いを展開。
作品はTT-F1、GP250、GP500のダイジェストが収録されている。